工場建設に使える補助金一覧!都道府県別の最新支援制度もチェック | 工場建設パーフェクトガイド
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工場建設に使える補助金一覧!都道府県別の最新支援制度もチェック
公開日:2025.03.26 更新日:2025.03.27

工場建設に活用できる補助金には、「大規模成長投資補助金」「事業再構築補助金」「HACCP補助金」などがあります。これらは、工場の新設や設備導入、業種転換などを支援し、補助金額や対象条件は異なります。
また、地方自治体でも企業への優遇制度があります。工場建設業者選びでは、デザイン性と機能性を兼ね備えた提案ができる業者を選ぶことが重要です。タカヤなどの業者は、実績と評価が高くおすすめです。
目次
工場建設で活用できる国の補助金・助成金

工場建設の際に活用できる補助金・助成金制度には、「大規模成長投資補助金」と「事業再構築補助金」があります。まずは、それぞれの制度の概要や活用事例をご紹介します。
◇大規模成長投資補助金
大規模成長投資補助金とは、地域の雇用を支える中堅・中小企業が人手不足などの課題に対応し、成長を目指す大規模投資を促進する制度です。
・概要
大規模成長投資補助金の目的は、地方での持続的な賃上げの実現です。工場や倉庫などの新設や増設、最先端機器の購入などが対象となります。基本の補助対象は、常時従業員数が2,000人以下の中堅・中小企業ですが、一定の条件を満たす場合には、最大10社までの共同申請(コンソーシアム形式)も可能です。
補助上限額は最大50億円です。補助率は投資額の1/3以内となり、対象となる投資額は10億円以上です。2025年3月10日より、3次公募が開始されています。
・採択事例
制度を活用した取り組み事例をいくつかご紹介します。
① 拠点統合
複数の製造拠点を統合した自社新工場の建設により、コスト削減と効率化を実現しています。投資額は約20.4億円です。
② 製造・検査ラインの拡充
製造ラインを1.5倍に拡充し、生産能力の向上につなげています。投資額は約3.7億円です。
③ システム導入
倉庫管理やトルクシステム、自動検査システムを導入し、工数削減を実現しています。年間約32,000時間の削減見込みで、投資額は0.15億円です。
◇事業再構築補助金
事業再構築補助金とは、ポストコロナ時代に対応するために事業再構築を進める事業者を支援する制度です
・概要
事業再構築補助金の主な要件として、「事業再構築指針」で定義された事業再構築に該当すること、金融機関や認定経営革新支援機関に事業計画の確認を受けることなどが挙げられます。事業再構築とは、新市場進出・事業転換・業種転換などです。建築費や機械設置、システム構築費などを対象としています。
補助金の上限額は従業員規模により、以下のように異なります。
20人以下:1,500万円
21~50人:3,000万円
51~100人:4,000万円
101人以上:6,000万円
さらに、短期間で大規模な賃上げを行う場合、補助上限額が増額されます。なお、2025年2月7日より3次公募が開始されています。
・採択事例
続いての採択事例では補助金額については公開されていないため、事業計画のみまとめていきます。
補助金を活用した事例として、先進設備を導入したCN工場の建設計画があります。顧客からの増産要請に対応するため、生産タクトタイムを倍速にする新しい工場を建設する計画です。先進技術を取り入れ、効率的かつ環境に優しい工場の建設を行います。
◇HACCP補助金
HACCP補助金とは輸出先国の規制や条件に対応した施設や機器の整備、そしてHACCPなどの認定・認証取得を支援する制度です。
・概要
HACCP補助金の対象となるのは、食品製造業者、食品流通業者、中間加工業者などで、施設の新設・増築、改修、機器導入などが支援対象となります。補助金の交付額は、上限5億円、下限250万円です。なお、令和6年度補正予算の補助金事業は令和7年1月28日で締め切られています。
・採択事例
続いての採択事例でも補助金額については公開されていないため、取り組みについてのみまとめていきます。
こちらの事例では非生産エリアである通路がない設計が採用され、生産効率の高い加工工場を実現しました。また、異物混入対策として、建具枠をアルミ、そして階段の手すりをステンレス製に変更しています。
排水設備には防錆対策と洗浄のしやすさを考慮しステンレス素材を採用したほか、クリーンエリアでは清浄度を維持するために除菌フィルターを導入しています。
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工場建設で活用できる都道府県や市区町村の補助金・助成金

地域活性化や雇用確保を目的に、新しく工場などを立地する企業への補助金・助成金を提供している地域もあります。ここからは、都道府県の補助金・助成金情報として、千葉県と福島県の優遇制度をご紹介します。
◇千葉県|立地企業への優遇制度
千葉県では、県内に工場などを立地する企業に対して資金面での優遇制度を提供しています。対象となるのは敷地面積が1,000㎡以上の製造業の工場、事業従事者が10人以上(特定振興地域では5人以上)の施設です。
補助額は建物にかかる不動産取得税相当額と、償却資産にかかる固定資産税相当額に設定されており、補助限度額は10億円です。
◇福島県郡山市|企業立地促進事業(取得型)
郡山市では、新たに工場などの立地や増設、移転を行う企業向けに、企業立地促進事業を提供しています。投資固定資産総額が3億円以上(中小企業は1億円以上)、郡山市などと土地売買契約を締結している企業などが主な要件です。
企業立地促進事業には、「操業補助金」「企業立地補助金」「雇用促進補助金」の3種類あり、操業補助金は土地取得費の25%(特定業種は30%)を補助し、限度額は1億円です。企業立地補助金は固定資産税や都市計画税相当額を、新設の場合は5年間、増設・移転の場合は3年間、各年度最大2,000万円まで補助します。
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工場建設会社を選ぶ際に大切なのは、プラスアルファの仕上がりを実現できる会社かどうかです。ただ作業する空間をつくるのではなく、企業のブランド価値を高めてくれる工場を提案してくれる会社を選びましょう。
◇ファクトリア(株式会社タカヤ)

株式会社タカヤは、工場建設のトータルサービスブランド「ファクトリア」を展開しています。ファクトリアは単なる作業場ではなく、デザイン・機能・コストのバランスを考慮した、より優れた工場プランを提案しています。工場建設に特化した設計・施工体制を整えており、企業の創業予定に合わせてスピーディーに施工しながら、企業価値を高める工場を完成させることが可能です。
屋号 | ファクトリア |
会社名 | 株式会社タカヤ |
盛岡本社 | <住所> 〒020-8588 岩手県盛岡市本宮五丁目5-5 <電話番号> 019-659-2811(代表) |
東京本社 | <住所> 〒112-0004 東京都文京区後楽1-1-10 日本生命水道橋ビル4F <電話番号> 03-3813-8111 |
盛岡中央支店 | <住所> 〒020-0062 岩手県盛岡市長田町1-5オルカ2F <電話番号> 019-653-5181 |
北上支店 | <住所> 〒024-0061 岩手県北上市大通り3-7-26 <電話番号> 0197-63-2111 |
仙台支店 | <住所> 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町3-9-10 仙台日の出ビル2F <電話番号> 022-253-6411 |
四国支店 | <住所> 〒790-0047 愛媛県松山市余戸南3-6-30 <電話番号> 089-995-8740 |
宮古営業所 | <住所> 〒027-0203 岩手県宮古市津軽石12-48 <電話番号> 0193-55-4102 |
高知営業所 | <住所> 〒781-0813 高知県高知市青柳町34-5 <電話番号> 088-821-6788 |
公式ホームページ | https://factoria.jp/ |
2017年にはその成果として「グッドデザイン賞」を受賞するなど、高い評価を得ています。工場建設を予定している方は、まず株式会社タカヤへと相談してみましょう。
株式会社タカヤについて詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
▼タカヤは建築からSDGsの達成を目指す!タカヤの事業内容と工業建設ブランドを紹介
さらに詳しい情報は公式ホームページでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。
◇エムイーシーテクノ株式会社

エムイーシーテクノ株式会社は、化学・医薬品・食品分野を中心に、プラントの基本設計から機械・機器設計、調達まで幅広いサービスを提供しています。特に予算規模が数億円程度の比較的小規模なプラントの建設が得意です。
会社名 | エムイーシーテクノ株式会社 |
所在地 | 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町1丁目2番2号 三菱ケミカル日本橋ビル |
電話番号 | 03-6262-0660 |
公式ホームページ | https://www.mec-techno.co.jp/ |
新規プラントの立ち上げはもちろん、既存ラインの増設や新製品対応のための改造工事、プロセス改良工事など多岐にわたるニーズに対応しています。お客さまの要望に応じて、最適なプラントソリューションを提案してくれます。
こちらも併せてご覧ください。
◇日立建設株式会社

日立建設株式会社は、医療・福祉施設や工場・倉庫、オフィスなど幅広い建築工事を手掛けています。鉄骨構造で屋根と外壁をセットにした「yess建築」を提供しており、平屋や部分2階建ての工場・倉庫に適しています。
会社名 | 日立建設株式会社 |
所在地 | 〒759-0134 山口県宇部市善和591-3 |
電話番号 | 0836-41-5111 |
公式ホームページ | https://hitachi-kensetsu.co.jp/ |
この建築方法はコスト削減や工期の約20%短縮を実現し、さらに断熱性能が従来の3~4倍高いなど、経済的で優れた性能を持つ建物を実現することが可能です。オーダーメイド型と規格型の2種類があり、目的に合わせて自由に選べます。
こちらも併せてご覧ください。
設計・建設で参考になる株式会社タカヤの施工事例

よりよい工場を完成させるためには、施工事例もチェックしておくのがおすすめです。最後に、高いデザイン性と機能性を兼ね備えた工場建設を得意とする、株式会社タカヤが実際に手掛けた施工事例を3つご紹介します。
◇HACCP補助金を活用した事例
築年数40年以上が経過し、老朽化が進んでいた工場です。特に、天井に吊るされた錆びたホイストや、南海トラフ地震に備えた安全性への不安がありました。取引先からHACCP対応が求められるようになり、義務化が進めば衛生管理基準を満たさないと出荷が困難になる恐れもありました。
そのため、新しい工場の設立を決意されたそうです。タカヤの設計士と何度も打ち合わせを重ね、工場動線を特にこだわったことで効率的でHACCP基準を満たす工場の動線設計を実現しました。また、徳島県で初めて農水省の海外輸出HACCP補助金を活用し、資金調達をスムーズに進められた企業でもあります。
◇物流倉庫で補助金を活用した事例
ブロイラー工場に設置された物流冷蔵庫の施工事例では、最大効率で急速冷凍を実現するイーターマックスシステムが採用されました。このシステムは、CO2を使用した自然冷媒を取り入れることで、環境への配慮もされています。
さらに、屋根には年間使用電力量の約10%を賄う太陽光パネルが設置されており、従来の仕様に比べて約35%の環境負担低減を実現しています。
なお、こちらの施工事例では「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」を活用されました。
◇補助金の申請をサポートした事例
続いて、タカヤが補助金の申請をサポートした実例です。プロポーザルに参加するため、こちらの会社はタカヤに提案資料の作成やイメージ図の作成を依頼しました。これまでの実績をアピールしつつ、地場産業を活かした事業展開を強調した提案が評価され、無事に採択されました。
外観はネイビーを基調とし、内部レイアウトにはHACCP認証対応と作業動線の効率化を考慮した設計がなされました。また、補助金活用や行政への申請についてもアドバイスを提供し、トラブルなく2022年12月に竣工しました。
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工場建設の際に活用できる補助金や助成金には、「大規模成長投資補助金」や「事業再構築補助金」などがあり、それぞれに特徴的な支援内容があります。
大規模成長投資補助金は、地方の中堅・中小企業が成長を目指して行う大規模投資を支援する制度です。この補助金は、工場や倉庫の新設、増設、最先端機器の導入が対象となります。補助金の上限額は最大50億円で、補助率は投資額の1/3以内です。これまでの採択事例では、製造拠点の統合やラインの拡充、システム導入による効率化が行われています。
事業再構築補助金は、ポストコロナ時代に対応するための事業再構築を進める企業を支援する制度です。主に新市場進出や業種転換などに関連する費用が対象で、補助額は企業の従業員規模によって異なります。最大で6,000万円の支援が受けられ、短期間で大規模な賃上げを行う場合は、さらに増額されることもあります。採択事例には、新しい工場を建設し、効率化を目指す企業の例が挙げられています。
HACCP補助金は、食品業界での衛生管理基準を満たすための施設整備を支援する制度です。対象となるのは食品製造業者や流通業者で、施設の新設や改修、機器導入が支援されます。補助金の交付額は上限5億円で、下限250万円です。実際の採択事例としては、異物混入対策や衛生管理基準に対応するための設備改良が行われた例があります。
地方自治体でも工場建設を支援する補助金が用意されています。例えば、千葉県では1,000㎡以上の敷地を持つ製造業の企業に対して、建物にかかる不動産取得税や固定資産税相当額を補助する優遇制度があります。福島県郡山市では、新たな工場の立地や増設、移転を行う企業に対して、固定資産税の一部を最大で2,000万円まで補助する制度が提供されています。
工場建設を担当する業者を選ぶ際には、企業のブランド価値を高める工場設計ができる業者を選ぶことが重要です。株式会社タカヤは、デザイン、機能、コストのバランスを考慮した工場設計を提供し、2017年には「グッドデザイン賞」を受賞しています。エムイーシーテクノ株式会社は、化学や食品分野のプラント建設に強みを持ち、日立建設株式会社は医療・福祉施設や工場の建設に特化しています。
また、タカヤの施工事例には、HACCP補助金を活用した工場設立や、物流冷蔵庫の施工事例があり、いずれも環境負荷の低減を実現するための工夫がされています。工場建設において補助金の活用や行政への申請サポートも行い、無事に竣工に至った事例も多くあります。
