ファクトリアの工場建設!生産性の向上は労働環境の改善から | 工場建設パーフェクトガイド
メーカー紹介記事
ファクトリアの工場建設!生産性の向上は労働環境の改善から
公開日:2023.09.30 更新日:2024.09.06
工場といえば、昔ながらの灰色で箱型の建物、いわゆる町工場を思い浮かべる人がいるかもしれません。少子化、働き方改革や環境問題への対策が叫ばれる現在では、ただ効率だけを重視した工場は、維持管理が難しい状態にあります。
株式会社タカヤが提供する工場建設ブランドファクトリアは、生産効率は重視したうえで、そこで働く従業員のモチベーションアップにも繋がる工場、更には環境にも配慮した工場を提案しています。
目次
工場建設ブランドファクトリアとは
ファクトリアとは、従来から考えられてきた箱型のような工場ではなく、工場建設に必要な導線の確保、効率を重視したうえで、デザイン・機能・コストのバランスが取れた新しい環境をご提案する工場建設に特化したブランドです。
ファクトリアは株式会社タカヤが提案する工場建設ブランド
株式会社タカヤは、岩手県に本社があり、四国などの地方にも支社を設置、2030年には創業100年を迎える建設業の会社です。
タカヤは、長年にわたって公共施設や民間工事など幅広い分野の施工を担当してきた実績と経験、知識を持っています。
ファクトリアの特徴
採用難による人手不足、災害対策、競争の激化など、製造業の環境は日々厳しいものとなっており、ただ作るだけではない工場が必要になってきています。
・工場建設に特化した設計と施工体制
・希望時期に間に合う施工スピード
・社員のモチベーションがあがるデザイン
様々な問題を抱える中で、確実な納期で建設可能・災害に強い・人材確保が容易になるなど、課題解決となる工場建設をファクトリアは提案しています。
ファクトリアに依頼するメリット
〇計画から完成、引き渡し後のアフターサービスも充実
設計段階から引き渡し後のアフターサービスまで、トータルでサポートしています。
工場の設計だけでなく、申請書類作成のサポートや内装デザインの提案などもご提供します。タカヤが長年築いてきた知識や技術をもとにしているため、様々なご提案が可能です。また、窓口を一元管理しているため、コスト調整や施工への移行、建築後のメンテナンス対応も一括して行えます。
〇工場建設に特化
専門性の高いノウハウが必要な工場建設に特化しており、実績のある施行者が経験を活かして設計しています。タカヤにもファクトリアにも全国で豊富な施工実績があります。
設計段階から施工を意識した設計が可能であるため、設計時の調整や施工への移行もスムーズです。
〇モチベーションがあがる工場デザイン
斬新な外観デザインや社員の快適性を考えた内装設計は、働くモチベーションに直結しています。ご満足いただけるようなデザインをインテリアデザイナーが共に考えます。
工場建設に関する悩みも解決?ファクトリアの取り組み
今までの工場に関する悩みといえば、きつい・汚い・危険の3Kと考えられ、工場勤務は嫌がられていた側面もありました。
ですが、逆に考えれば、3Kの問題が解決した工場は、社員に好かれる工場に繋がることが想像できます。
働く環境の差別化ができれば、新しい人材確保も容易になるでしょう。
ファクトリアでは実際にこれらの問題を解決してきました。
きついの解決
画像出典:ファクトリア(株式会社タカヤ)
工場全体が熱くてきつい⇒遮光塗装で温度上昇を軽減
屋根や壁面に遮熱塗装をしていないと、太陽からの熱がそのまま工場内へ。動作している機械と合わせて工場内の気温がどんどん上昇していました。熱い工場での作業は、作業効率の低下や熱中症になる危険も含んでいます。
また、断熱性の悪い建物の空調は電気代がかさむだけで効果がない可能性があります。
根本的な対策として、屋根や壁面に遮光塗装を施し、建物全体の温度を下げることができました。
薄暗い作業エリア⇒アップライトの導入で見通しよく
薄暗い空間での作業は、手元が見づらくなるだけでなく、精神的にも鬱々としてつらくなってしまいます。社員の健康にも気を使って環境を変える必要がありました。
ですが、電気で明るくするには光熱費がかかり、エネルギー消費も加速してしまいます。対策として、トップライトで自然光を取り込むことで工場や事務所を明るい場所に整備しました。自然光を利用しているので、余分な電気代も抑えられます。
汚いの解決
埃が溜まりやすく壁や床が汚れる⇒清掃しやすい構造に変更
工場は基本的に清潔であることが重要です。毎日の清掃の中で隅に残った埃が取りづらく、汚れが堆積していくことがあります。結果、汚れた環境になって作業員のモチベーション低下に繋がります。
対策として、壁と床の入隅部分にRを設けることで埃を溜まりにくくしました。他にも、水を使用する工場では排水側溝にRを設けたり、排水升へ集水して水捌けをよくしました。
作業場の臭いが気になる⇒空気清浄機を導入し臭いを軽減
魚を捌いたり、食肉に加工する一次加工場では、臭いと戦いながらの作業が多いです。慣れはありますが、長期間きつい臭いに晒されるのはストリスに繋がりました。
臭いの出る空間に空気清浄機を導入して対策。臭いの少ない一次加工場は、それだけでも他工場との差別化ポイントといえるでしょう。
危険の解決
フォークリフトと人の接触⇒人の動線と物の動線を分けて回避
スタッフの出入口とフォークリフトの出入口が同じ場合、事故が起きてしまう可能性があります。こういった事故を防ぐための工夫が必要でした。それぞれ専用の出入口を設け、不慮の事故が起きる可能性を減らしました。
また、搬送ルートも専用レーンを設けることで、歩行者への注意を減らし、稼働率をあげられます。
滑る床⇒防滑仕上げの床で作業に専念
水や油を使う工場では、床が滑りやすく作業員が足を滑らせる可能性があります。
また、作業員側も注意して歩かなければならずストレスに、不意の転倒で二次災害に繋がるリスクもあります。床材を防滑素材のものに変更。作業員が作業に専念できるよう環境を用意しました。
その他の解決
画像出典:ファクトリア(株式会社タカヤ)
食堂のデザイン⇒薄暗い食堂から明るいカフェ風へ
昼休みの時間、作業員がリフレッシュできる空間であることが求められています。
食堂のデザインは社員のモチベーションアップに繋がる場所ですが、昔ながらの殺風景で薄暗い食堂では、ストレスの増加や午後の作業に集中できなくなります。
カフェ風のオシャレなデザインの食堂に変更し、コミュニケーションが生まれる食堂を提案しました。リフレッシュできる空間では、気分も上向きになり、午後の活力を得られます。
応接室や事務室 ⇒ 会社のPRができる空間に変更
応接室や事務室は、お客様と接する重要な場であり、昔ならではの空間では自社の強みをアピールしづらい状況にありました。
PRしたい内容にあった空間を演出し、お客様だけでなく、社員のモチベーションにも繋がります。また、事務室を公開し、社員たちが働く姿を見せる空間を提案しました。
ファクトリアに工場建設を依頼した結果は?感想を紹介
ファクトリアでは、豊富な施工実績がありますが、一部を抜粋してご紹介します。
安岡蒲鉾
安岡蒲鉾様は、愛媛県宇和島の水産業者で、じゃこ天が主力商品です。
安岡蒲鉾様の工場は、「お客様が遊びに来られる工場」と「清潔と効率を、”動線”を通じて実現する」という2つのコンセプトを決めて建設しました。
安岡蒲鉾様で考えられていたコンセプトとぼんやりとしたイメージをもとにタカヤがその想いを具現化いたしました。
お客様に向けては、じゃこ天の工場見学ができる通路を設計。
宇和島名物ができる工程を楽しんでいただけるようにしました。
清潔と効率をもとめて、魚をさばいて、じゃこ天にして出荷するまでの工程を全て一直線で作業できるように設計。
さらに、床をエリア別に色分けし、清潔にする意識付けを可能にしました。
また、食品加工場では汚れが大敵。壁と床の境目、排水側溝にもRをつけて徹底的に汚れが溜まらない構造にしています。
本当に求めていた工場が建ったという感想をいただいています。
ヤエス
ヤエスは、業務用の生産機械を一品一様で生産している企業です。新工場は、とにかくデザインを重視していました。その理由は求人。今の若い世代が惹かれる工場を建設し、若い力を取り入れることが目的でした。
ファクトリアでは、黒を基調とした外観デザインから多少のアクセントを加える提案をしました。企画、設計、施工が一体化しているからこそできる細かい提案です。
外観だけでなく、内装や作業場にもこだわり抜いた結果、実際に新卒採用に成功。
工場建設目的の一つを達成できました。
ファクトリアが提案する工場建設は、従来考えられてきた工場のデザインを一新したものです。きつい、汚い、危険の3K問題を解決し、満足のいく工場建設をいたしましょう。
外観や内装、社内の設備は従業員のモチベーションアップにも繋がることを理解し、生産効率を落とさずに個々の要望に合わせた設計・デザインの提案をいたします。
ファクトリアを提供する株式会社タカヤは、2030年に創業100年を迎える建築関係の企業であり、多数の建物を施工してきた実績、経験、知識があります。
工場建設でお悩みの方は、ファクトリアでの工場建設を検討してください。